2019.10.22 Tue 2019.10.24
WPテーマ制作[3]-基本構造の作成
初期ファイルの設定について
テーマフォルダをアップしてテーマを有効化したら、このままだと真っ白なページがルートに表示されます。
ここではサイドメニューのないタイプ、ワンカラムでのWordPressサイトを前提にテーマを作成します。 基本構造としてまずはheader.php、footer.php、index.phpにWPタグのPHP交じりHTMLコードを記述していきます。
注意点としては、ワードプレスタグの<?php wp_head(); ?>をheader.php、<?php wp_footer(); ?>をfooter.phpにそれぞれ記述が必要です。
できるだけ汎用性を前提に制作すべきなので、できるだけ必要最低限のHTMLタグとWordPressタグのみで構成します。
[header.php]の記述
基本は必要最低限のHTMLタグとWPタグのみにします。 WPタグのwp_head()は必須です。 ここでは独自のCSSやJSファイルの前にあえて設置しています。<!DOCTYPE html><!--html宣言--> <html lang="ja"><!--日本語サイト指定--> <head> <meta charset="utf-8"><!--エンコードUTF-8指定--> <title><?php bloginfo('name'); ?> - <?php the_title(); ?></title> <meta name="description" content="<?php the_title(); ?>です。<?php bloginfo('description'); ?>" /> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> <?php wp_head(); ?> <!--function.phpやプラグインを読込、WordPressシステム読込の記述--> <!--スマホなどでの表示viewport設定--> <link rel="stylesheet" href="<?php echo get_stylesheet_uri(); ?>/css/base.css"> <!--PC用スタイルシート読込--> <link rel="stylesheet" href="<?php echo get_stylesheet_uri(); ?>/css/base_sp.css"> <!--スマートフォン用スタイルシート読込--> <script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/2.1.3/jquery.min.js" defer></script> <!--Jqueryはほぼ必須なのでCDN読み込みだがダウンロードして直接参照が推奨--> <script src="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/js/utility.js" defer></script> <!--オリジナルJQueryの読み込み--> </head> <body> <div id="wra"> <header> </header>
必要ファイルは用途に応じてあとで調整します。
[index.php]の記述
基本は必要最低限のHTMLタグとWPタグのみにします。 WPタグのwp_head()は必須です。 ここでは独自のCSSやJSファイルの前にあえて設置しています。<?php get_header(); ?> <?php if ( have_posts() ) : ?> <?php if ( is_home() && is_front_page() ) ://ホームページもしくはフロントページ指定されていたらタイトルタグを表示 ?> <header> <h1 class="pag-tit"><?php get_the_title(); ?></h1> </header> <?php endif; ?> <?php // ページ出力のループ処理をcontent.phpで実行する while ( have_posts() ) : the_post();//ループを止めるためのカウント記述 the_content();//固定ページで指定したホームページの内容の呼び出し //get_template_part( 'content'); //テンプレートフォーマットを読み込む場合。この段階では使用しない。 // ループ処理の停止 endwhile; else : get_template_part( 'none', get_post_format() ); // 記事がなければ表示させるPHPファイル endif; ?> <?php get_footer(); ?>
サイドバーは<?php get_sidebar(); ?>で呼び出します。
[footer.php]の記述
フッター部はほとんど読み込み内容はありませんが、やはりWPタグのwp_footer()は必須です。
ここではスマホサイトでは必須のページトップボタンタグのみをデフォルトで配置しました。
</div><!-- End #wra --> <footer> </footer> <p id="pag-top"><a href="#wra"><img src="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/images/but_pag_top01.png" alt="ページトップへ"></a></p> <?php wp_footer(); ?> <!--function.phpやプラグインを読込、WordPressシステム読込の記述--> </body> </html>
footer.phpにはページ表示に影響のない記述のみ書き込みます。
[解説]
[設定]-[表示設定]-[ホームページの表示]で表示したい固定ページ設定して、ホームページに内容が表示されていればまずはテーマ作成の第一歩が完成です。
ソースコードを表示して、意図したHTMLの内容が呼び出されているか確認します。
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