2025.12.04 Thu 2025.12.05
VS Codeよく使うコマンドまとめ

VScodeでよく使うコマンド
VS Codeは最低限の機能のみがGUI化されているだけなので、基本的にVS Codeではコードパレットからコマンドを指定するかショートカットキーでマークアップ効率があがる機能が見つけられます。VScodeコマンド目次
- 基本操作
- ファイル・編集系
- UI/表示設定
- プロファイル
- 設定(Settings)
- スニペット
- 拡張機能
- Git / ソース管理
- 統合ターミナル
- デバッグ
1.基本操作
VS Code + Git で新規リポジトリを作る方法
1. ローカルリポジトリ(GitHub なし)
- 空のフォルダを作成
- VS Code でそのフォルダを開く
- Ctrl + Shift + P → Git: Initialize Repository
- 背後で git init が実行され .git フォルダが生成される
- ファイルを作成・編集
- ソース管理パネルでステージ → 「main」と入力してコミット
これで ローカルのみの Git リポジトリ が作成されます。
2. GitHub Desktop を使う場合
- GitHub Desktop で「New Repository」を選択
- 名前・フォルダを指定して作成
- 必要に応じて VS Code で開く
- コミット・プッシュが GUI 上で可能
GitHub Desktop は GUI で作業を簡単にする補助ツール であり、基本必須ではありません。
VS Code + Git でリポジトリを削除する方法
1. ローカルリポジトリを削除する場合(PC 上だけ)
- 方法:単純にフォルダごと削除する
- .git フォルダも含めて削除すれば、Git 管理がなくなる
- VS Code 上でも自動的にリポジトリ認識は消える
注意:削除しても GitHub 上のリモートには影響しません
2. GitHub 上のリポジトリを削除する場合
- GitHub Web にログイン 削除したいリポジトリを開く
- Settings → Danger Zone → Delete this repository
- リポジトリ名を入力して確認 → 削除
一度削除すると元に戻せません
- VS Code だけで GitHub 上のリポジトリを削除することはできない
VS Code は Git クライアントとしての機能のみ リモート上の削除は Web か GitHub CLI (gh repo delete) で行う必要があります
GitHub Desktopは必須ではない
2.ファイル・編集
新規ファイル追加と保存
VScodeのファイル操作は基本的にはエクスプローラー的な構造で追加、編集、保存などを行います。
スタート画面(Welcome Page)には「新しいファイル」「ファイルを開く」「フォルダを開く」などがあるので、新しいファイルを開くとNewWindowが開かれるので必要な記述を行い、ファイル保存します。
新規ファイルは自動で 「ステージされていない変更(Unstaged Changes)」 に追加されるので、コミットして履歴を保存する対象にするため、ステージングする必要があります。コミット時はコメントの入力が必須ですが、コミット時に同時にステージングも行えます。
コミットしたファイルは、同期することが可能になり、同期するボタンを押すことで、GitHubとファイルを同期することが可能です。
ディレクトリはフォルダを開くなどでダイアログを表示させ、右クリックで通常のフォルダ追加方法でフォルダを追加します。
ファイルは保存後ステージングしてコミットする
5. 設定(Settings)
VS Code:スニペットの追加方法(最短手順)
① コマンドパレットを開く
Ctrl + Shift + P
② 「スニペット」と入力し、以下を選ぶ
Configure User Snippets (日本語の場合:ユーザースニペットの設定)
③ 作成方法を選ぶ
既存の言語を選ぶ(例:HTML、CSS、JavaScript など) → その言語専用の xxx.json が自動生成される
New Global Snippets file → 全言語で使えるスニペット
New Snippets file for … → プロファイル固有のスニペット
④ 自動生成された JSON にスニペットを追加
例(prefix=basecss):
{
"baseFontSetting": {
"prefix": "basecss",
"body": [
"html {",
" font-size: 100%;",
"}",
"body {",
" font-size: 1.0rem;",
"}"
],
"description": "HTML+BODY 基本文字設定"
}
}
⑤ 保存する
Ctrl + S
その瞬間にスニペットが有効になる。
6. スニペット
HTMLコードの整形方法(確実に動く手順)
1. ショートカットで整形
・Windows Shift + Alt + F
・Mac Shift + Option + F
2. コマンドパレットから整形
- Ctrl + Shift + P
- 「Format Document」または「ドキュメントのフォーマット」と入力
- Enter
3. 自動整形を設定(任意)
保存時に自動で整形したい場合:- Ctrl + Shift + P
- 「Preferences: Open Settings (JSON)」を開く
- settings.json に以下を追加: “editor.formatOnSave”: true
これで保存のたびに HTML が整います。
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